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<お願い>

コロナ感染防止策といたしまして、各回の人数制限を100名までとさせていただきます。

予約制となりますので、チケットをご希望の方は電話、FAX、メールにてご連絡をお願い

いたします。

定員になり次第、締め切らせていただきますのでご了承ください。

ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

※電話、FAX、メールでお申し込みいただいた場合は前売料金(1,200円)となります。

※その他、ご不明な点がございましたら電話、メールにてお問合せください。

※当日は、必ずマスクの着用をお願いいたします。

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2021年第3回例会作品

 

『家族を想うとき』

 

 2016年、カンヌ国際映画祭でパルムドールに輝いた傑作『わたしは、ダニエル・ブレイク』を最後にと引退を表明したケン・ローチ監督が、それを撤回してどうしても撮りたかったのは、グローバル経済の荒波のなか、時代の変化や流れを理由に無権利で理不尽な働き方が正当化され、成果主義や効率化によって、時間を奪われて働く人々、その家族の姿。

世界中のあちこちで起きている、働き方に疑問を投げかけた作品。

 

<あらすじ>

イギリス、ニューカッスルに暮らすターナー家。リッキーは、マイホーム購入の夢をかなえるために、フランチャイズの宅配ドライバーとして独立。しかし個人事業主とは名ばかりで、理不尽なシステムよる過酷な労働条件に振り回されている。妻のアビーは、パートタイムの介護福祉士として時間外まで1日中働いている。
一家はお互いを思いやり支え合っていたが、家族を幸せにするために無理に働くリッキーとアビーとの間にすれ違いが広がっていく。家族のための仕事が家族の時間を奪っていき、高校生の長男セブと小学生の娘のライザ・ジェーンは寂しい想いを募らせてゆく。
そんななか、リッキーがある事件に巻き込まれてしまう―
 ―

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

本作は、これまでも労働者への暖かいまなざしを向け、彼らが直面する社会のゆがみを鋭く告発してきた巨匠ならではの作品です。
いま、グローバル経済が及ぼす労働者への圧迫、経済格差の増大は、コロナ禍にあってより鮮明になりました。
本作に登場するターナー一家の4人は、世界中どこにでもある家族です。
より身近な存在となりました。彼らが経験するすべてが、わたしたち自身のことです。だからこそ、厳しく苦しい状況の先にあるものを、見てみたい…。
この機会に是非ご覧ください。皆様のご来場をお待ちしております。

 

【「家族を想うとき」推薦者からのコメント】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

決して裕福ではなく質素な生活をしている4人家族。1日14時間働き、急用や体調が悪くても仕事に行かなければいけない過酷な労働条件の下で働く父親。家族の為に働く。それだけなのに会話や心に余裕がなくなり、嫁や子どもと心がすれ違ってしまう。母親もそんな父親を理解しながら自分も働かなければいけない状況
労働基準に違反しているのにそれが普通と言わんばかりのブラック企業は世界中にあり、本当に悲しい。「働く」ってなんだろう。「働き方」ってなんだろう、と決して他人事ではない爪痕が残る作品。

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監督:ケン・ローチ

(『ケス(69)『麦の穂を揺らす風』『リフ・ラフ(91)』『レディバード・レディバード(94)『ジミー、野を駆ける伝説』(14)『大地と自由』(95)『カルラの歌(96)『マイネーム・イズ・ジョー(98)『レイニング・ストーンズ(93)『エリックを探して(09)『わたしは、ダニエル・ブレイク(16)『ブレッド&ローズ(00)』)

脚本:ポール・ラヴァティ
出演:クリス・ヒッチェン、デビ―・ハニーウッド、リス・ストーン、ケイティ・プロクターほか

(2019年/イギリス・フランス・ベルギー)

photo: Joss Barratt, Sixteen Films 2019

8月29日(日)

場所:福岡市総合図書館映像ホール「シネラ」

1回目  1100~/2回目 1400

上映時間(100分)

料金:一般当日1,400円・前売り1,200円/シニア1,100/中高生800円/障がいのある方1,000

チケットぴあ(P468-065)、ローソンチケット(L-83645